歯周病は、歯を支える歯茎や骨が細菌によって徐々に破壊されていく疾患です。
痛みが出にくく自覚症状が乏しいまま進行するため、気づいたときには骨が大きく溶けていたというケースも珍しくありません。
田町・三田の山の手デンタルオフィス田町三田では、保険診療の範囲内でのエアフロー(クイックジェット)を活用したクリーニングや、専門的な歯周管理体制により、歯周病の改善と再発予防に取り組んでいます。
目次
当院の歯周病治療における特徴
口腔管理体制強化加算算定医療機関として月1回の保険検診が可能
歯周病は一度進んでしまうと完全に元の状態に戻すことが難しく、悪化を防ぎながら現状を維持し続けることが治療の柱となります。
一般的な歯科医院では保険でのクリーニング・検診は2〜3ヶ月に一度が目安ですが、当院は口腔管理体制強化加算の算定医療機関として認定を受けているため、1〜2ヶ月ごとの定期的な検査とクリーニングを保険診療の範囲内で行うことができます。
これは全国の歯科医院のうち15%以下しか取得していない資格です。
こまめに通院することで歯周病の進行を早期に捉え、必要に応じた処置をすみやかに行えます。
「通い続けることが治療」という姿勢で患者さまと長期的に関わっていくことを大切にしています。
エアフローで短時間かつ歯に優しいクリーニング
当院では、エアフロー(クイックジェット)と呼ばれる清掃機器を使った歯のクリーニングを保険診療内で行っています。
エアフローはお塩に似た微細な粒子を水と空気とともに吹き付けることで、歯の表面の汚れや色素を効率よく除去する方法です。
通常のクリーニングで使われる研磨剤はその摩擦によって歯の表面を傷つける可能性がありますが、エアフローは研磨剤の使用を極力抑えた方法のため、歯へのダメージを最小限にできます。
短時間でスッキリとした仕上がりを実現できるため、多くの患者さまにご好評いただいています。
詳しくはこちら歯周再生療法・歯周外科にも対応
歯周病が進行して骨の吸収が起きている場合、歯周基本治療だけでは回復が難しいことがあります。
当院ではリグロスやエムドゲインを使用した歯周再生療法、およびフラップ手術(FOP・APF)などの歯周外科処置にも対応しています。
外科的な処置が必要なケースでも院内で対応できる体制を整えており、大学病院などへ紹介するケースを最小限にするよう努めています。
症例ごとに適切な治療法をご提案しますので、歯周病の進行が気になる方はお気軽にご相談ください。
動画を活用した個別のセルフケア指導
歯周病の再発を防ぐためには、ご自身での毎日の歯磨きが非常に重要です。
当院では動画を使ったセルフケア指導を行っており、正しいブラッシングの方法や補助器具の使い方を視覚的にわかりやすくお伝えしています。
患者さまの口腔内の状態は一人ひとり異なります。
歯並びやブラッシングのクセ、生活習慣などを踏まえ、個別に合わせた指導を心がけています。
診療の場だけでなく、日常生活の中でのお口の管理を充実させることが、歯周病治療の成果を長く保つためのポイントです。
簡易唾液検査で視覚的に理解できる
歯周病のリスクは細菌の種類や量、唾液の性質によっても異なります。
当院では簡易唾液検査を導入しており、検査結果を患者さまに視覚的にお見せしながら、お口の中のリスクをわかりやすく説明しています。
「なぜ定期的に通う必要があるのか」「自分の口腔内はどういう状態なのか」を目で確認していただくことで、予防への意識が高まります。
治療への納得感と自発的な取り組みが、長期的な口腔健康につながると当院は考えています。
歯周病の主な症状とセルフチェック
以下に当てはまる場合、歯周病が進行している可能性があります。
- 歯磨きのときに歯茎から出血する
- 歯茎が赤く腫れている、または下がってきた
- 口臭が気になるようになった
- 歯がぐらぐらする感じがある
- 歯と歯茎の境目に歯石が付いている
歯周病は初期段階では痛みがほとんどないため、症状がないからといって安心はできません。
定期的な検診で早期発見を心がけることが大切です。
歯周病治療の流れ
検査・診断
プローブによる歯周ポケットの深さの計測、レントゲン撮影、プラーク・歯石の状況確認などを行い、歯周病の程度を評価します。
歯周基本治療
スケーリング(歯石除去)・SRP(ルートプレーニング)・PMTCなどにより、歯の表面や根面の汚染物質を除去します。
再評価
基本治療後に再び検査を行い、改善の程度を確認します。
必要に応じて歯周外科処置を検討します。
メンテナンス
治療後は定期的なクリーニングと検診を継続することで、歯周病の再発を防ぎます。
詳しくはこちら料金の目安
| 治療内容 | 保険適用 |
|---|---|
| 歯周基本治療(スケーリング・SRP) | あり |
| PMTC・エアフローによるクリーニング | あり(口腔管理体制強化加算算定機関) |
| 歯周再生療法(リグロス・エムドゲイン) | 一部あり |
| 歯周外科(FOP・APF) | あり |
よくある質問
歯周病は完治しますか?
一度進行した歯周病は、失った骨や歯茎が完全には元に戻らないことが多く、「現状を維持して進行を防ぐ」ことが治療の目標になります。
定期的なメンテナンスと日常のセルフケアを続けることで、長期間にわたって歯を健康な状態に保つことが可能です。
治療後も定期的に通う必要がありますか?
はい、歯周病は再発しやすい疾患です。
治療後も1〜2ヶ月ごとのクリーニングと検診を続けることで、歯周病の再発リスクを大幅に下げることができます。
当院では保険診療の範囲内で高頻度のメンテナンスに対応していますので、無理のないペースで通い続けていただけます。
歯周病と全身の健康は関係がありますか?
はい、関係があることが広く知られています。
歯周病の細菌が血液に入ることで、糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎などのリスクが高まるという報告があります。
また、妊婦さんの場合は早産や低体重児出産との関連も指摘されています。
全身の健康を守るうえでも、歯周病の管理は大切です。
妊娠中でも歯周病治療を受けられますか?
妊娠の状態が安定している時期(安定期)であれば、多くの場合で歯周基本治療を受けていただけます。
当院の理事長の両親は産婦人科医であり、妊娠中の方への配慮に精通した環境で診療を行っています。
妊娠中のお口のトラブルはお気軽にご相談ください。
詳しくはこちら歯周病の治療は痛いですか?
歯周基本治療(スケーリング・SRP)は、歯周ポケットが深い部位では多少の不快感を伴うことがあります。
当院では処置に際して麻酔を使用するケースもあり、患者さまの状況に合わせて対応しています。
痛みへの配慮を大切にしていますので、治療中に気になることがあれば遠慮なくお伝えください。